フィリピン株指数が最高値更新|Cal Japan Premium inc.




為替レート(10:40現在)
1ペソ(PHP)=0円(JPY)

フィリピン株が好調、最高値を37回も更新って知ってました?

「フィリピン株、最高値また更新 今年37回目」、こんな見出しがニュースサイトに掲載されていたのを知っていますか?この記事が掲載されたのは12月11日のweb版日本経済新聞。内容はというと、
~引用開始~
11日のフィリピン株式市場で、代表指標のフィリピン証券取引所総合指数(PSEi)が過去最高値を更新した。終値は前日比1.28%高の5831.50。最高値更新は今年37回目で、今月だけで3%上昇した。好調な内需に着目し、海外投資家が銀行や小売りなどの主力株を買っている。 「周辺国よりもインフレ率が低く、金融緩和による景気浮揚の余地があることも魅力」(地場証券)といい、来年に向けて上昇基調が続くとの見方が多い。(マニラ支局)
~引用ここまで~
早速フィリピン証券取引所のホームページを見てみると直近52週の騰落率は35.33%(12月20日現在)、これだけの数字ならばフィリピン株を扱う投資家やファンドの中には50%以上のパフォーマンスができた方もいるのではないか。セクターごとの騰落率と過去5年間のチャートは以下のとおりだ。

PSEi 商業 工業 ホールディングス サービス業 鉱業・石油 不動産
高値 5866.83 1564.05 8929.69 5150.01 1853.16 28102.41 2340.53
騰落率 135% 163% 127% 150% 118% 158% 158%


チャートを見ると2008年9月頃のPSEiが約2,700、その後リーマンショックで2,000を割り込んだものの順調な回復を見せ、 現在はリーマン以前の倍になっているのがわかる。 日本も衆議院選前から自民党政権誕生への好感により日経平均が復調しているがそれでもリーマンショック直前の12,000円台にはまだまだ遠い状況だ。 フィリピン経済好調の理由としては堅調な内需、インフレ率が改善されていること、OFW(海外労働者)からの送金額が過去最高を更新していること、 金利を下げペソ相場の上昇を抑えつつ経済を刺激していることなどが挙げられる。師走に入ると格付会社によるフィリピン格付け見通しが引き上げられ、 世界銀行による実質GDP成長率予想も上方修正、2012年6.0%、2013年6.2%と発表された。
ではフィリピン市場はバブルになっているのかというと判断が難しいが、日本や上海、香港で起こったような規模のバブルではない。 一般人の株式市場参加者がまだ少なく、不動産にしても都心部のコンドミニアムが選んで購入できる状況で人気の物件でも3ヶ月から半年くらいかけて売れていくレベルでスピード感は無い。 政治や周辺国の情勢、災害が経済に影響しやすい国でもあるのでこういったリスクファクターをマネジメントできればさらなる伸びもあるだろう。
フィリピン都市部のコンドミニアム